11
September
エビアボカドバーガー
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
朝晩涼しくなってきましたが、まだまだ日差しが強いですね。
わたくしは日焼け止めを一本新しく買い足したところです。
▶亀岡さんぽ
出費が続いて今年も岡山まで旅行に行けそうにないので、畿内に日帰りさんぽすることにしました。
ということで、京都は南丹波の亀岡です。
こちらには亀山城址があるためです。
亀山城は史実において、明智光秀公が築城したお城であり、歴代の城主にはなんと小早川秀秋公もその名を連ねます（当時は小早川家入りする前だったので木下秀俊でした）
城下町には彼らに縁のあるお寺さんもあるということで、ぼちぼち歩いてきました。
今回はそのおさんぽの記録です。
▶亀山城
早速ですが、写真を撮り忘れました。
代わりに、同じ敷地内にある植物園で満開だったサルスベリの写真を載せています。
現在の亀山城は石積みのみが残っている状態です。
その石積みも、築城当時のものは下数段を残して他は後補だそうです。
光秀公が手ずから植えたというイチョウの大木もどうやら初代ではない様子。
それでもイチョウ台の周辺は禁足地として制限されていました。
階段下から見上げたイチョウはそれはそれは大きかったです。
現在、大本なる教団施設になっている亀山城址ですが、受付を済ませれば石積も見れますし、植物園も観覧できます。
こちらには、ヤマザクラの変異種のコノハナザクラがあるそうで、今は当然ながら葉っぱの寂しい姿になっていました。
わたくしにしては珍しく、御城印も戴きました。
これはまた部屋の壁に飾ろうと思います。
石積には大名普請の際のマークが残っている石もあり、ガイド板によると全部で五十あまりほどあるそうな。
わたくしは四つばかり見つけました。
時期的なものもあるかもしれませんが、全体的にこじんまりとしていたわりにはゆっくり観て回れたので、小一時間はいたと思います。
日頃の運動不足が祟ってか、この時点で足はかなりアレでした。
しかしまだまだ回る場所はあるのです。
▶亀岡市郷土資料館
入って真ん前にビデオコーナーがあり、そちらでは戦前の保津峡川下りの様子が収められたモノクロ映像が流れていました。
保津峡というのは、嵐山あたりまで流れている急流の川で、昔からこの川を高瀬舟で下るアクティビティがあるのです。
JR京都方面から嵐山～亀岡駅へ至る間にチラ！チラ！！と見える川がそれです。
まあ～流れの激しい川です。
岩場も多く見るからに荒々しい印象なのですが、山深い場所もあってか景色はめちゃくちゃ良さそうですね。
元は材木運びに用いられていた川らしく、映像で観た限りでは納得の船頭さんの櫂捌きでした。
川下り、いつか体験してみたいものです。
他、資料館には出土した須恵器や光秀公のしたためた書状やら亀岡出身武士の鎧、川下りの装備品などがありました。
あと城下町を再現したジオラマがありまして、目的のお寺の場所があのへんかな……今いる場所はここだから……あ、あしが……！と距離に震えたりしました。
ついでに、こちらの過去特別展示の図録を一冊購入したかったのもあったのですが、何気なく手に取った別の図録に小早川の記載があったので結果的に二冊の図録を購入しました。
ここで肩が終了する未来が確定しました。
▶ダイコクバーガー
資料館で足休めして、それとなく地域の歴史を頭に入れた後は、資料館前の道路を挟んで斜め向かいにあるお洒落な外観のカフェへ。
グーグルレビューだと高級バーガーショップとの記載がありましたが、価格帯としてはフレッシュネスバーガーと同じくらいかなあと感じました。
入り口にはハイカロリーなオリジナルバーガーの看板がありましたが、今回はエビアボカドバーガー、セットメニューは、フライドポテトとピンクレモネードをチョイス。
このポテトが皮付き細め、芋ホクホク甘めで塩が引き立ってめっっっちゃくちゃ美味しかったです。
後で知ったのですが、こち亀で有名な秋本先生のほかのマンガにこちらのお店が登場しているようです。
入口内にサインやポスターイラストが飾ってありました。
▶お寺三連弾
腹を満たした後は、グーグルナビを頼りにお寺さん巡りです。
亀山城の南側は城下町の風情が残っており、各地に看板が立ってありました。
まず最初に、聖隣寺。
入口の達磨像？がいかめしい。
こちらは光秀公が亀山城内に移した毘沙門天像を祀るために秀秋公が建てた毘沙門堂がある、信長四男で秀吉公の養子になった羽柴秀勝が城主になって信長公の供養塔を建てたお寺なんですね。ジャックの建てた家か？？？
秀秋公が二石寄進した亀山五箇寺のひとつだそうです。
続いて、専念寺。
こちらも秀秋公が二石寄進した亀山五箇寺のひとつ。
最後に、法華寺。
見るからに日蓮宗のお寺さんですね。
秀秋公の保護を受けて現在地に移されました。
隣には妙見堂もあります。
道中、獅子王の持ち主である源頼政が鵺退治の際にお祈りした地蔵堂がありました。
▶そして終わり（体が）
このあたりで膝は限界、亀岡駅までの帰りでどうにもならなくなり公園で小休止を取りました。
肩も想定外の重みにすっかりダメに。
トートバッグよりリュックの方がいいよな、とこういうときいつも思います。
まあだいたい四時間くらい歩いていたので仕方ありません。
靴の中敷きが衝撃吸収タイプのやつでよかった。本当に。中敷き課金大事。
道中、雨予報とは裏腹によく晴れて日傘を差していましたが、強風に煽られて日傘もダメになりました。
大儀であった。
そういうわけで丁度14時頃、予報最高気温32℃の中をほうほうの体で歩いたせいか、見事に熱中症気味になっての帰宅になりました……
こういうときのために帽子があるんだろうな……買うか、帽子……
亀岡駅では改札外にお土産コーナーがあり、光秀公の桔梗印のグッズがたくさんありました。御朱印帳もあったり、マスクもあったり。
無事に駅に帰れた喜びで疲れていたので、普段なら買わないビールを買いました。ビール飲めないのに。
柚子フレーバーらしいです。
ポップに光秀の苦みとか書かれてたからもう笑っちゃう。
あとは、ゆるキャラのかめまるくんと桔梗印がプリントされたクッキー。
亀岡おさんぽ、たのしゅうございました。
この雑記を書いている翌日現在、普通に首から下ぜんぶ痛くて、寝る前のサロンパスけちるんじゃなかった、と少々後悔しています。
ビールいつ飲もうかな。
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