忍者ブログ
17 May

豆ごはん

 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
 
 御託はいいのでこちらをご覧ください。
 
 
 れとぽぷの大蛇丸さまです。
 昨年末のメンタル躁のときに受注予約しておりました。
 
 買うしかないやろなんで令和になって中忍試験木ノ葉崩し編の大蛇丸グッズが出るねん。平成に戻っとるんかもう令和も六年やぞ。
 なんとなく平成レトロを意識したようなポップ調がかわいいですね。
 
 しょ~じき、どこの界隈に限らず最近の公式サイドによる『推し活』のパッケージ化はあまり良い気はしていないのですが(ファンの好きな気持ちを購買意欲に置き換え煽らせ、なおランダム販売をやめない時点で搾取構造変える気の無さに嫌気が差しているので)でも受注って言われたらおっしゃじゃあ需要を教えて差し上げますわ~~って……なっちゃって……あと年末は年末でメンタル狂ってたから財布も狂ってた……。
 
 
▶証明写真風シール
 
 最近流行りなんです?
 証明写真のやつ。韓国アイドルとかの界隈で見かけていた文化な気がする。わからん。
 買っちゃったけど、どうしたらいい物なんですか?
 使い道がわからなさすぎてとりあえず飾っています。
 
 
▶ミニクッション
 
 いやでかない?
 ミニクッションっていうからもっとこう、手のひらに収まって握れるサイズかな、と思っていました。
 それで鍵束に付けたらかわいいかな、って……
 
 
 でかいよ。
 
 年明けに届いた概念香水を掛けて枕元に飾っています。
 両手で揉みくちゃにしていると不思議と……なんか……肉片を必死に柔らかくしようとしている気分になってきて……あの……まあ……このサイズもええやんけ……てなりました。
 
 
▶アクスタ
 
 いらんかなと見送りつつもやっぱり欲しくなって、わざわざ後から注文取り寄せできるところを探して買いました(メン死の躁のとき)
 長く待った、これが届くまでこの感想雑記上げんとこ……と思っていたので。
 
 他のグッズもそうなんですが、届いたときメン死だったのでシンプルに『なんでこんなものを買ったの……?』という気持ちになりました。
 人生で一番長い間推してきたキャラに対してこんなこと思う日が来るなんて、と些か自分の疲労ぶりにショックも覚えましたが、買ったものは仕方がない。
 というか、昨年のフィギュアーツ丸を超える感動はなかったから仕方ない。
 
 仕方がないな。
 うんうん、仕方がない仕方がない。
 
 仕方がありませんわね……。
 
 
 とりあえず毎日持ち歩いている手帳カバーにでも挟んどくか……!
PR
12 May

抹茶フィナンシェサンド

 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
 わたくしは先日、使わないSNSの整理を行いました。
 それに伴い、タイッツーのアカウントを削除しております。
 正直リンクツリーがストレスなくて見やすかったのですが、稼働させていないSNSのプロフィールページだけ使用するのはどうかなと常々うっすら考えていました。
 くるっぷも消したはずなんだけどよく覚えてない。
 
 現在はとりあえずこちらの雑記ブログにプロフィールページを作りまして、こちらをpixivのおうちリンク先に載せています。
 サイトのリンクもこっそり載せました。これはまた追々消すかもしれない。
 
 
▶映画三昧
 
 さて、近頃はゲオの宅配レンタルにハマっています。
 
 いつもはプライムビデオで映画を観ているのですが、配信されていないタイトルがあるのでレンタルしたいなと思いまして。
 久し振りにツタヤに行くかと思ったら、今はもうレンタル業やってないんですね。
 学生時代のバイト代をほぼツタヤのホラー映画レンタルに費やしていた身としては、時代の流れも当然とはいえ寂しく思います。
 
 棚から面白そうなタイトルのパッケージを引き抜いて、気になるあらすじで選んでレンタルして、おうちに持って帰って円盤を差し込んで再生ボタン押す一連の動作は、サブスクで画面上に表示されるタイトルを選んでレビューや星の数に左右されながらリモコンボタンを押すだけで完結する動作よりよほど能動的のような気がする。
 自分で選択決定していることに変わりはないはずなのに、手順に物理媒体が挟まるだけで感覚がえらく違う。ふしぎ。
 
 ツタヤはもうないけど、ゲオが宅配でレンタルやってると友人から教えてもらいました。
 ありがとうゲオ。
 しばらくはゲオに貢ぎます。
 
 
▶借りたやつ
 
・『アウトレイジ』シリーズ
 
 去年観た『首』が楽しかったから他の北野作品観ようと思ったのに配信されてなかった。
 ので、最近元気になってきたので思い切ってレンタル。
 三作観まして、どれも良かったのですがわたくしはビヨンドが一番好きでした。話のテンポが良いし、ヤクザがでかい声で吠え合ってるの観るのは気分が良い。
 みんな悪役だから誰が死んでもそんなに悲しくないけど、歯医者で口の中やられるのは怖かったです。
 最終章のエンドロールでアニキ魚釣れましたよ!って言ってるシーンはせつなかった。もうアニキいないから……ケジメつけたから……。
 
 
・『龍三と七人の子分たち』
 
 ヤクザ映画観た後に追いヤクザしたくてレンタル。
 だいぶ肩の力が抜けたコメディタッチだけど一人だけ死ぬし死体の扱いがひどい。
 最後みんなパクられるシーン、モキチの死体もしょっぴいてやってくれや。
 小鳥が好きなひとは観たら駄目かも。
 ジュウシマツっておいしいんですか?
 
 
・『座頭市』
 
 昔観たけどせっかく観られるなら観たくてレンタル。
 何回観てもやっぱり話も市も格好いい。
 おせんちゃん美人ねえ。
 お座敷の形式に沿ったしゃなりしゃなりした踊りとEDの魂爆発みたいな元気下駄タップダンスの差が楽しい。
 座頭市知ってるからレッドライト観たときも『このペテン師絶対見えとるやろ感』あってあんまりそっちのトリックは楽しめなかったんだよなあ。なつかし。
 
 
・『明智光秀~神に愛されなかった男~』
 
 タイトルがずるい。神ってどこの神よ!
 元はフジテレビの特番らしい。なんか観たことあると思った。
 どこの世界の秀吉も猿芝居が過ぎる。ばさらくんの秀吉は逆になんであんな厳ついゴリラなの。
 比叡山焼くとき大原口はやべえ崖だからそっからは行けないよ~て話をしたあとに、わしゃ最近腰痛いんじゃ!と文句言いながら崖登らされる勝家すこ。どこの世界の勝家もフィジカルだけは強い。
 終盤、秀吉と光秀がナカヨピでかわいかったです。
 これ主人公ひろ子だろ。
 
 
・『鋼の錬金術師(実写映画)』
 
 6月に舞台行くし、その前にちょっとこっちも観てみるか気分。
 こうして観ると、舞台のキャラ再現ってビジュアルだけでなくキャラクター自信の性格再現まで緻密に組み立てられているのだなあ、と思います。
 粗は目立つけれど、ダイジェストとして観るなら面白かったです。
 ちなみにアウトレイジ→明智神され→鋼で観たので、出てくる役者さんが「おまえはマル暴!」「おまえはヤクザ!」「おまえは秀満!」てなって情緒が忙しかったです。ハクロさあ~~おまえマジでマル暴と同じじゃねえかなんだてめえ安っぽくなりやがって!
 続編あるから機会があれば観ます。
 
 
・『利休』
 
 昔観たけど、ちょっとまた観たくなった。
 字幕がないので聞き取りがつらい。
 時代劇はぜんぶ字幕付きにしてほしい。
 勝家推しの女がいて気が合うなあと思いました。
 どこの世界線の秀吉も天下統一後は態度がでかい。
  
 
 余談ですが、アウトレイジ最終章に収録されていた新作情報に、ジョジョ四部実写映画のCMがありました。
 本当にCMの出来はいいんですよね、あれは……。
 テンポの悪ささえなんとかなれば、まだ……。
 たしか音石がハブられていませんでしたか。音石好きなのでそこだけキレた思い出があります。
 なにシアハ出しとんねん。 
 
 
 
▶新緑の妙覺寺
 
 行ってきました。
 信長公……。
 
 
 この前お散歩で通りがかったときと違って、青葉が目に優しいですね。
 こちらは日蓮宗のお寺さんです。
 信長公の京都お泊まり十八回記録を持つお寺です。
 本能寺は三回。その三回目で本能寺の変が起きています。
 現在地へは秀吉の頃に移転したそうなので、厳密にはちょっとずれるのですが、ここで公が寝泊まりしていたのですね……なるほど……。
 
 
 特別拝観で中へ。
 個人的にお寺の庭といえば大徳寺の禅庭が一番好みなのですが、日蓮宗のお庭は自然庭なんですね。
 
 
 本堂前の庭、植えられた紅葉と苔の緑色の鮮やかさに心が洗われます。
 ええやん……。
 
 斎藤道三の遺言状(レプリカ)も公開されていました。
 なんで道三?と思いましたが、道三の四男が当時の妙覺寺の当主をしていたそうです。
 濃姫やその道三との繋がりもあって信長はお泊まりや茶会を開いたりしていたようですね。
 
 今回、その茶会で披露されていたお食事の再現レプリカが展示されていました。
 金箔貼りの器に、魚貝や鳥を中心とした豪華な食事が三膳ほど並んでいました。
 菓子皿にザクロがぼん、と載っていたので当時の高名な武将たちもザクロ粒を摘まんで種吐き出してたのかなと思うと愉快です。
 
 次は秋の紅葉シーズンに公開されるので、また行きたいところ。
 
 
▶千家のテリトリー
 
 妙覺寺さんへの道すがら、適当な小径を進んでいたら急にアスファルトから玉砂利風の石畳のエリアに入って空気が変わったんです。
 
 そしたらこれですよ。
 
 
 千利休の不審庵だ……一般公開されてなかった気がする(準備不足)ので門だけ見て退散しました。
 
 千家の家紋って本当にそれなんだ。
 ばさらくんの利休の家紋って本当にあれで合ってたんだ。
 ちょっと感動したのも束の間、通りはよく見ればあちらこちらに家紋提灯が……。
 
 町中でひとつの家紋に囲まれたことってあまりなかったので、ちょっと怖かった。
 物見遊山で通って申し訳ない気持ち。
 次はちゃんと予約して見学に参ります、機会があれば……。

26 March

セブンのパックンパ

 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
 わたくしは冷蔵庫が3日ごとに水漏れするので買い換えを考え始めています。
 まだ耐用年数以内だと思っていましたが、家電は急に壊れるといいますしわかりませんね。
 
 備え付けのエアコンも古いのに毎日稼働させているので心配なところです。
 梅雨も夏も冬も頼りきりなので……。
 空調ないとしぬ。あってもしんでたけど。
 
 
▶ポケモンスリープでんきネコチャン
 
 なんてことでしょう、ライコウイベントが始まってしまいました。
 このアプリ、かなり容量を食うのでそろそろやめようかな、と年末くらいから考えてはいたのですが、三犬もとい我らがジョウトの準伝が実装とあらば話は別です。
 というか、メン死(メンタルが死んでいた頃)の入眠起床時間の記録にかなり役立っていたので、消すに消せなくなったのでした。
 
 そしてBGMアレンジの素晴らしいこと……!
 普段スマホアプリのゲームは音無しプレー派なのですが、エンジュシティと三犬のアレンジだと聞いて先ほど仕事終わりに聴き入りました。
 エレキの効いた古都のBGMアレンジ、めちゃくちゃ良すぎませんか。かっこいい。大好きです。
 書いていてびっくりした、今の自分にこういうコンテンツへの好きの感情がちゃんと発生することに。
 メン死の間は全ての感情が表層の浅いところで凍りついていて、心の深いところまで情報として入り込んでこなかったので、自分の好きを再認識できて嬉しい。
 
 チョロいのでまたエンジュ暮らしのお話を書きたくなりました。なっただけ。
 あのシリーズはポケマスに想像の余白を埋められたので書く気がゼロになっていたのですが、そもそもお話書こうかなという気持ちも数ヶ月ぶりです。
 いま読み返すと粗が目立っていて恥ずかしい。
 粗のないお話など書けたことはないのですが、でも自分の好きポイントが詰め込まれていました。
 今の自分には何が書けるんだろう。
 
  
▶『小早川秀秋の悲劇』
 
 
 読書感想です。
 噂によると、秀秋公に暗愚というイメージを植え付けるのに一役買った小説らしいですね。
 初版発行は1997年。
 どう考えてもばさらくんの小早川像に影響与えているはず。
 読まなあかんやろ。
 
 こちらのお話は、関ヶ原のその後の秀秋が辿る運命を描いたもので、小早川家の家臣団がいっぱい登場します。
 そしていっぱい離散します。
 酒カスパワハラ臆病お化けにびびってお漏らしする暗愚の主君なんてそりゃ見限る。
 
 家臣団には明智光秀とも縁ある者もいたりするのが、ばさら民としては面白いところ。
『あー!このひとしってる!パワハラ信長公小説『信長の原理』で明智が公とこのひとのいたばさみになってた!おかわいそうに!!』と勝手に盛り上がりました。
 あと秀秋に意味深なことを言う妙な雰囲気を持つ僧が出てくるのですが、終盤まで正体が明かされないので気持ちが大変に翻弄されました。いやわかってたけど!?わかってましたけど!?
 
 それにしても小早川家臣団、すごい速度で瓦解していきます。
 秀秋のクソカスっぷりも凄まじい。
 史実では若い頃より酒接待のせいで重度のアルコール中毒だったそうですが、それを踏まえたものだとしても本当に酷い。
 幸い、身近にアルコール中毒者がいなかったので読んでいてそこまでメンタルにダメージは負わなかったのですが、現実にこういう酒クズドカスは絶対に存在するので妙にリアリティを感じました。
 特に女性がいたぶられる描写はつらかったです。女が自害するのはよほどだよ。
 様々な要因で最期はお馴染み大谷刑部の言葉どおりに三年のうちに苦しんで死んでしまうのが、お似合いの死に様でした……最後までたった一人残った重臣の忠信がこの物語に添えられた花だったのかも。ほかのみんな見限って出て行っちゃうので。
 
 秀秋公が主人公の小説って他にあるんでしょうか。
 『鬼手 小早川秀秋伝』はわりと好きです。
 こちらの方が『~悲劇』より後年で、なおかつ暗愚ではなく逆にそれを装わざるを得ない境遇と賢さだったのでは?という視点で書かれているので、読んでいて嫌悪感がないというか、応援したくなる青臭さがありました。あと単純に語りがライトで読みやすい。
 三成もすごくイヤ~な奴で出てくるんですよね。
 世にも珍しい(珍しい……?)よく笑う三成像です。
 この三成はたしかに頭のキレる男なのですが、小狡いさまが悪意というか狸めいていて、処刑前の捕まった後に秀秋と話すときの内容が、もう手っ取り早くはっ倒してえ~~~~!これ以上秀秋を追いつめるな!
 また読み返そう。
 
 豊臣熱がほどよく温まってきたので、次は同じ著者の竹中半兵衛のお話を読んでみたいです。
 こないだBOOKOFFで小早川探したときに見かけて買わなかったのを後悔しています。